2018年9月24日月曜日

◇UFAパルティーダ◇


OFAリーグ
最終節


ご無沙汰です。
約一年ぶりのブログです。


2年5か月前から一緒に戦ってきたチームメイトの最後の試合をこの目で見ようと吉四六ランドへ。
ソータ父から12時キックオフの情報を頂き、時間が許す限りお邪魔しようかと。
こんな閉鎖的サイトですが、写真を700枚程撮ったのでこのタイミングで更新。
選手達の躍動感あるとてもいい写真を、自分のハードディスクだけに収めるのはもったいので、どうせなら全国1億人が固唾を飲んで見守る「臼杵のサッカー少年」サイトへアップしてしまえ、と言ってしまえばそんな感じの更新です。

パルティーダ3年生


さて、
9月24日(月)はスフィーダ戦。
ただ天気が悪いのが頂けない。雨はレンズへのダメージがデカいからなー。いやいやそんなことは言ってられない。
個人的にも約一年ぶりのパルティーダとの再会で、同時に選手達への成長ぶりにココロオドル。

まずは木本監督の元へ挨拶。
「ご無沙汰です!写真撮らせてくださいな」
「いいでっせ!」

会話がたった2行で収まってるけど、9割省略してるからね、そりゃもう丁寧に接して頂きました。
久しぶりの木本監督にも積る話をゆっくりしたかったが、キックオフがもう直前。
そこは試合に集中していただこうと自分の身を引く大人な俺。

まずは、素晴らしい神対応して頂き感謝です。
そして本部席正面からの撮影許可を頂く。


とりあえずこの撮影ポイントにこだわるのは写真の背景が応援席になるからである。
そう、県下1~2位を争うその美貌を余すことなく振りまくパルの美人ママたちを独り占めしちゃおうって魂胆だ、うひひ。
ただしおっさん達ももれなく映り込んでしまうという弊害もあるがそこは目をつぶることに。

は冗談で、吉四六ランドでサッカー写真を撮るうえでの色々な総合的な判断がその理由だから安心したまえ、ママたち。

んでもって肝心な選手達。
子どもといえども思春期真っ只中の育ちざかりの彼ら。そんな彼らにビビり気味で話してみることに。

こんなオラついた子達の相手をせにゃならん

と思いきや、話しかけるとフツーに接してくれる姿は一年前の彼らと変わらん。けど、外見は皆イケメン。どこか拍子抜けしてしまった。
なんか自分が思い描いてた【選手に話しかけるストーリー】がちと狂ってしまった。
リズムとかすげー俳優顔。写真コンテスト出していいか?
ソータ父とかソータにビビってるみたいだけど、ソータ超いい奴でそのリーダーシップぶりに感心する。

「ソータ超いい奴」とか書いてるけど、俺41歳のおっさんだからな。別にソータと友達ってわけでもないけどそんな感じで接している。
まあソータには迷惑かもしれんけど、おっさんになるとそこらへんはどうでもよくなる。
まあ自分の歳とかどうでもいい。分かってるのはタイヨウ父の一つ下だ。仕事でもお世話になっております。

サッカーの話しなきゃな。

時間は12時。

※写真の時系列はグチャグチャです。
良い写真だけを抜粋してるが故です、すみません

3年生11人全員がスタメンだ


































前半終了。
0-0
俺的にはパル陣サイドでボール回してる姿がとても多く見られた。
鍔迫り合いで互いの隙を狙ってて拮抗していた。




ハーフタイムでの一コマを写したが、木本監督はそんな難しいことを唱えていないなー。と心なしか感じた。
最後だからかな、自分たちで突破しろってところだろうか、なんか感慨深いものがあった。
皆リラックスしているような、でもそれがすげーいい感じに見えた。
そして後半開始。
























チャンスはいくつかあったけど、決定打とならない。互いにピンチも増える。
しかし、パルが少しずつ押してきてるかなと思っときにアクシデント発生。


ソータキャプテン?

キャプテンソータが見えないところで倒れてた。
時系列的には上のナギトがボールをキャッチしている写真の後のシーン。
ナギトのナイスキャッチに注目を浴びていたが、ホイッスルが鳴る。
一瞬何のことかわからなかったが、相手ゴールの前でソータ兄貴が倒れてて、相手のキーパーが看病してくれているではないか!
驚きが1粒で二度おいしいだ。
なんというフェアプレイ。
素晴らしい相手の行動は讃頌に値すると同時に心配もよぎる。はっきり言って状況が呑み込めなかった。


キャプテンはよく走り回ってた。
最後に悔いの残らない有終の美学的な試合がしたかっただろう。キャプテンの意地とプライドをかけたピッチ上の姿はここで終わりのようだ。
と、同時に3年生が一人抜けるという事象についてちょっとパルは不利な気がしてきた。


そして、その予感は的中。一人少ない10人でプレイ中失点。残念だが仕方がない。しかしとても痛い。
おまけにキャプテン不在ときたもんだ。さてどうする?

キャプテンがアウトしピッチに上がるのは2年生のセイゴ。豆知識的な事を言うと彼もイケメンでしょうがない。

イケメンセイゴはピッチに入るや否や、シオンのもとに駆け寄り、ソータから預かった大事な深紅のキャプテンマークをシオンに渡す。
いやチームが彼に託したのか?
渡したセイゴはトップポジションへ。シオンはキャプテンマークを握り何かを感じてるかのような気がした。いや、マジで。

そのシーンはグッとくるものがある。
そしてその時からドラマが生まれるとは誰も予想しなかっただろう。

このシーンからドラマが生まれる

キャプテンマークを見つめ、ソータの居ない3年生10人でゲームをしていくと同時にをチームを背負うと再認識。

深紅のマークを腕に巻いたからには半端なことはできない。
重圧と責任が彼に重くのしかかる。

守りから攻めへ


セイゴもチームの為に必死に食らいつく

セイゴが受けたファールでセットプレイ
蹴るのはシオンキャプテン

シオンのボールはゴールを外すが
パル陣営は攻めの体制に抜かりない

もう時間がない。
焦るのは皆一緒。
一年ぶりに来たこの俺ですらすげーハラハラする。勝ってくれー。と誰もが願うこの時間で見せたパルの底力がここにあった。
写真の時系列があってれば、・・・

セイゴから

右サイドのアキラへ
そしてシオンへ

トップまで詰めていたシオンがキーパーと対峙し

交してシュート

ピント合ってないけどボールがネットを揺らしている!
シオンゴール!!


シオン「うおーーーーーー!」
拡大して見てくれや!
パワーみなぎるガッツポーズやで

久々に見るガッツポーズ!(俺は)
土壇場の執念で追いついたゴール!



10番タイヨウの視線の先には
多分おとーさんが居ると思うw

応援席の前で抱き合う選手達!

俺は望遠レンズで応援席を覗いた時に、あなたは涙を流してたのを俺は知ってたけど、写真見て改めて感動もらい泣き。



前が見えないケンシンママ
感動のゴールだよな!
パルの意地を最後の最後で見たよな!

んでシオン、こっちのベンチの方に喜びに来いやw
 遠いじゃねーか!

って誰だよw

彼女か?
まあいい、15歳にもなれば彼女の1人や2人ぐらいはいるだろうし。
うん?もしかしてお友達とか応援にきてくれてるのか?
だとしたらとてもいいゴールじゃん、シオン!
見事な最終節にふさわしい歓喜と得点。
喜ぶ、笑う、泣く、万歳する、抱く、忙しい応援席と選手とイエローカード。
この瞬間だけで80枚位写真撮ったぞ!くそー!

キャプテンのソータが退場し、失点。
キャプテンマークを付けたシオンによる得点。ドラマか。

そして試合終了
1-1

美しい同点で最終節を飾った


応援席へお礼

なんか

アルマゲドンのテーマ曲が

似合いそうだな


いやー、いいね。久しぶりになんか熱くなるモノを見せてもらった。
近頃の感動と言えば、先々場所の大相撲の御嶽海が優勝したぐらいか? まあうちの子はパル辞めて陸上頑張っているが(もう終わっているけど)最後の運動会で選抜の紅白リレー選手になれた事が救いかな?まあそちらもほめてやらねばならんけど、
今日、木本監督と最後に話したとき、「ジュンセイが居れば」って思ったことが何度もあったと伝えてくれた。
パルをやめて後悔とかの言葉など出てこなかったジュンセイに対し、まあ陸上を一生懸命あいつなりに頑張ってくれてたから、木本監督のその暖かい言葉は俺の胸で留めておくことにしておく。そして、いつか時期がきたら木本監督の言葉を伝えようかと思う。

皆、パルで成長できた。
俺もパルで成長できた。
辞めたジュンセイも成長できた(と思う)
サッカーというスポーツでみーんな強い絆で結ばれて苦しい時に助け合って、たまにバカやって、大人は飲んで、子ども達は叱られ、子供たちから親が怒られ、そんな日常が楽しかったクラブチームだった!



最後は引き分けとなったけど、たくさんの努力と思い出が詰まった90分でした。

と、さらっと言ったけど

どうも感動秘話が苦手で
書いてる途中でどんどんハマっていって
気持ちがそのまま記事になってしまうと
すげー長々と書いてしまう。
写真整理している途中でも思い出して感動してしまうし、写真を撮りながらもソータキャプテンがいなくなったピッチ上で戦うパルの姿には心打たれた。

思い出すのがパルを辞めたジュンセイ達が小学校6年生の最後の試合をした時の事。
勝てないと言われた苦悩のジュンセイ・アキラ達6年生を最後に勝利に導いたあの子達の活躍が今思い出す。
てことでこの辺で止めておく事にする。
だって泣きそうやん!
タイヨウ父も泣いてたし!




3年間の思い出が詰まった笑顔の一コマ
みーんないい笑顔!


パル在中の3年生11人は皆と一緒に2年と半年を過ごしてきたわけだ。
その絆はとても深いと思う。
だからゴールした時のハイタッチは特別なもの。
それを最後に見ることが出来てとてもよかった。
応援席の歓声は球場でやってた野球部の声量を上回ってた、いやマジで。













以下ソータ父より
(勝手に拝借)

パルティーダ8期生、
小学生の時は、ここ吉四六グランドでも
市浜レッドソックス、臼杵SSS、津久見小サッカースポーツ少年団、野津FCにそれぞれ所属し戦っていたメンバーが集結した。
パルティーダのチーム存続危機を救い、降格、昇格、残留という、様々な経験をした。
1年生の頃からダボダボのユニ姿で試合に出なくてはいけないチーム事情。
相手の3年生はオッサンに見えた事でしょう。
それが3年生になると声変わりもし、視線も一緒になる程大きくなった。
ビビってはいない(笑)

話せば長くなる。
酒が効いてくる前に終了せねば(笑)

6勝5分7敗
これが今期の成績。
得点38、失点41、勝ち点23
順位は他のチームが終わってないので分からない。
負け越し。
しかし、記憶に残るゲームの数々。
いいもの観せてもらった。

最後に...
1.ナギト
2.シュンエイ
3.リズム
4.アカリ
5.シオン
6.アオト
7.ソウタ
8.マサフミ
9.アキラ
10.タイヨウ
11.ケンシン

そして...
ショウヘイ
ジュンセイ
タツト

ありがとう!
いいチームだった!

そして3年保護者の方々、お世話になりました。楽しい3年間でした。
ありがとうございました。





監督、父兄の皆さん、そして選手の皆さん
3年間お疲れ様でした!
俺より

さて次は高校入試だぜ!



※写真がまだいっぱいあるー!